日本ゼオンは28日、「ゼオングループ 統合報告書2026」を発行し、同社ウェブサイトで公開した。選択と集中による成長戦略や資本効率性向上への取り組みを紹介している。また、財務・非財務を一体的に捉えた価値創造ストーリーを通じて、同社のサステナビリティ経営の進捗と今後の方向性を解説している。

主なポイントの1つ目は、選択と集中による成長戦略の解説である。事業ポートフォリオ組み換えの進捗を可能な限り定量的に開示した。あわせて成長ドライバーと次期成長ドライバーを紹介し、社会課題の解決と企業価値向上の両立に向けた成長戦略を解説している。
2つ目として、同社のアイデンティティである「ポリマーデザインカンパニー」の特集ページを設けた。その考え方や価値創造とのつながりを紹介している。さらに、社員一人ひとりへの浸透と企業風土への定着に向けた取り組みも取り上げている。
3つ目は、財務・非財務を一体的に捉えた価値創造ストーリーの充実である。研究開発、人材、知的財産、製造などの非財務活動がどのように財務価値に貢献し、企業価値向上につながるのかを、インパクトパスや図を用いて説明している。インパクトパスとは、人材育成や組織開発などの非財務活動が、最終的に利益や企業価値、競争優位性にどのように影響するかを論理的に示すモデルである。
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