みずほFG、ISID、カレンシーポート、日本マイクロソフトが協働でブロックチェーン実証実験

ブロックチェーン技術の銀行業務への適用可能性を検証

 みずほフィナンシャルグループ、電通国際情報サービス(ISID)、カレンシーポート、日本マイクロソフトは、2月から「ブロックチェーン技術」の実証実験に協働して取り組むことを発表した。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] 金融 FinTech ブロックチェーン

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 この実証実験では、「みずほ」と、金融機関向けシステム導入にノウハウを有するISID、ブロックチェーン技術に関する研究開発を営むカレンシーポート、ブロックチェーンをクラウドサービス「Microsoft Azure BaaS(Blockchain as a Service)」として提供する日本マイクロソフトが、ブロックチェーン技術、およびスマートコントラクトの特性を活かし、関係当事者が多く事務効率化等が見込まれるシンジケートローン業務を対象として、技術の理解、金融業務への活用に向け実証実験を協働して行うもの。

 今回の取り組みを通じ、適用可能性を検証のうえ、金融に革新をもたらすようなモデルの創出をめざすとしている。

 「みずほ」は、IT技術等を活用した先進的な取り組みを推進するため、みずほFGにインキュベーションプロジェクトチームを設置し、利便性の高いサービスや新たなビジネスの創出に努めているという。

 今後もブロックチェーンなどの新しいテクノロジーの導入・活用や、先進的なIT技術を保有する企業との連携に積極的に取り組み、顧客へのよりよい金融サービスの提供をめざしていくという。

 ISIDは、かねてよりブロックチェーン技術の革新性に注目し、調査・研究に取り組んできた。この実証実験においては、数多くの金融機関向けシステム構築で得たノウハウを活かし、ブロックチェーン技術の銀行業務への適用可能性を検証する。今後も、金融機関に対する新たなソリューション提供等にFinTechスタートアップ企業とも連携して取り組み、日本の金融サービス市場の発展に貢献していくという。

 カレンシーポートは、資金や資産価値をブロックチェーン上に記録することで、人と人、人と機械、機械と機械の間で交わされる取引記録や決済手続ならびに監査機能を、あらゆるシステムに容易に組み込むことができる基盤技術を開発しているFinTechスタートアップ企業。

 ブロックチェーン技術、およびスマートコントラクトについては、カレンシーポートの業務に必要な基礎技術であることから、以前より研究に取り組んでおり、証券、流通、地域振興・地域通貨等の分野への応用および、実証実験に関して、国内でも指折りの実績を有している。

 日本マイクロソフトは、昨年よりクラウドプラットフォームMicrosoft Azure上にブロックチェーン技術を用いたソリューション開発を支援するAzure Blockchain as a Service(Azure BaaS)を提供している。開発者は、Azure BaaSを利用することで、予め用意されたブロックチェーンの開発環境を簡単に利用できる。FinTechを利用した新たなサービスの開発を検討する企業は、Azure BaaSにより最新のブロックチェーン技術を活用した実証実験を迅速に開始することが可能になるとしている。