同社グループのインターナショナルスクール事業は、連結子会社であるアオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズ(AJIS)が運営する「アオバジャパン・インターナショナルスクール」を中心に、数十年後の未来社会におけるグローバルリーダーや地球規模で活躍できる人材の育成をめざし、国際バカロレア(IB)の導入を積極的に推進しているという。また、AJISは、同社の100%子会社であるJCQを通じて「JCQバイリンガル幼児園」を運営している。
「JCQバイリンガル幼児園」は、1歳半から5歳の日本人子息を主な対象に、世界標準の幼児教育カリキュラムをベースとして、日本語と英語のバイリンガル教育、探求型のアクティブラーニング等の知育、そしてリトミック、バレエ、空手、水泳等の体育をバランスよく提供する幼児教育機関として、晴海地区において実績を積み重ねてきたという。2015年9月1日にIB初等教育プログラム(PYP)の公式候補校となり、2016年度中のPYP認証取得を計画している。
このたびJCQは、20年後のグローバル社会に備え、世界標準の幼児教育をわが子に受けさせたいという需要の拡大に応えるために、東京都港区芝浦にある「東京レインボーインターナショナルスクール」の営業権および事業資産を譲り受け、「JCQバイリンガル幼児園 芝浦キャンパス(仮称)」として運営することになった。これにより幼児教育の拠点は、現在の4拠点(目黒区青葉台、中央区晴海、練馬区光が丘、港区元麻布)に港区田町・芝浦エリアが加わり、合計5拠点となるという。
新キャンパスにおいては、「JCQバイリンガル幼児園 晴海キャンパス」で提供するカリキュラムを踏襲し、IB導入にも積極的に取り組む予定。また、新キャンパス設置により世界標準の幼児教育の提供体制・地域が拡大され、「アオバジャパン・インターナショナルスクール」の初等教育部門との教育上、事業上の相乗効果が期待されるとしている。
同社グループは、グループ全体で取り組む「世界で活躍できるグローバルリーダーの育成」のために、今後インターナショナルスクール事業の強化を図り、また同社が提供する高等教育・社会人教育との連携を強化することにより、1歳から大学院、ビジネスパーソン、経営者までをもカバーする「生涯教育のプラットフォーム」として事業発展をめざしていくとしている。