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個人とチームの力を引き出し、結果を生み出す「クリエイティブリーダーシップ」とは何か?

Business Book Acadey 2016.03.18セミナーレポート

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「クリエイティブリーダーシップ」とは、使い勝手の良いiPhoneを頭の中に持つこと?

 下図は、KAOSPILOTで提唱する「クリエイティブリーダーシップ」のモデル図だ。

クリエイティブリーダーシップ

 ここには、チーム全体で成果を生み出すためにリーダーが持つべき3つの観点、「私」、「他者(チーム)」、「結果」が表されているが、何をすべきかという手法は一切書かれていない。大本氏は、「それがクリエイティブリーダーシップの本質」だと言う。

なぜならば私たちが生きている世界というのは非常に不確実で、今後は私たちの仕事がAIに奪われていくかもしれない。2030年、40年にはどうなっていくか分からないという中、正解というものはありません。あるのは“納得解”で、それを導き出すために、世の中にある情報をどのようにキュレーションし、チームをリードしながら、自分もリードして、最終的に結果を生み出すのか。そのプロセスというのは、試行錯誤型でその時々によって全く異なるものだからです。

 クリエイティブリーダーシップにおいては、リーダーは以下の3つを満たして初めて、予想以上の結果をもたらすことができると考える。

  • 自分をリードする(自分という人間をよく知る)
  • チームをリードすること(自分が今、どういう人と仕事をしているのかに注目する)
  • 結果をリードすること(最終的にチームが求めるゴールに注目する)

 刻一刻と変化する状況を受け入れ、これら3つをよく観察、内省し、感じ取り、それぞれをリードすることを学んでいく。ひとつの決まったやり方ではなく、その時々に合ったやり方で合意形成をとっていくのである。

ひとことで言うと、使い勝手の良いiPhoneを頭の中に持つことだと言えます。人と同じアプリを入れる必要はなくて、自分の必要に応じて自由自在に機能を選び、増やしたり、減らしたりできる。「クリエイティブリーダーシップ」は使い勝手を良くするOSのような存在なのです。

次のページ
クリエイティブリーダーシップが発揮される具体的なシーン(大本綾さんの場合)

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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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