ビッグブランドとのパートナーシップをレバレッジする
ケアリー氏は、モバイル広告の配信技術を開発したKiipを日本で展開させる際、デジタルガレージ、ローソンとパートナーを組んだ。
ローソンの全国の店舗でプロモーションができたおかげで、日本市場ではブランド認知の拡大をゼロから1、10万へと、ほかの市場よりずっと早められた。見る、クリックする、シェアするというバイラルループを作りたければ、やはり、ビッグブランドとのパートナーシップが望ましい。つまり、1人のユーザーが10人にシェアするとしてユーザーが100人いたらシェアされる人は1000人。1000人のうち、何人がユーザー登録してくれるか。10人としたら、ユーザーの合計は110人になる。もとのユーザー数100をこの紹介システムで得られたユーザーを足したユーザー数110で割ると、1.1。これをバイラル係数というんだけど、成長カーブを作っていくためには、この係数を1.5とか、2より大きくしていくことを意識してほしいんだ。