仕事などで外出中の親と自宅で留守番中の子どもが、手軽にコミュニケーションを取る手助けをするロボット「BOCCO」が、特定非営利法人キッズデザイン協議会が主催する第10回キッズデザイン賞において「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」を受賞した。「BOCCO」は、2015年度グッドデザイン賞についで、2度目のデザイン賞の受賞となった。
キッズデザイン賞は、「子どもが安全に暮らす」「子どもが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」ための製品・空間・サービスで優れたものを選び、広く社会へ伝えることを目的としているという。
ユカイ工学では、今回の受賞を通じて、「BOCCO」のより一層の認知・利用拡大を目指すとともに、キッズデザインが目指す社会づくりに貢献できるよう今後も努めていくとしている。
「BOCCO」は、インターネットに接続するためのWi-Fiと、センサと通信するためのBluetoothの機能を搭載している。インターネット経由でスマートフォンと音声メッセージをやりとりできるほか、家庭内のセンサの情報をスマートフォンに通知することが可能だ。
これにより、家族の生活の様子を外出中でも知ることができたり、家族と何気ないメッセージのやりとりを楽しむことができるという。
■「BOCCO」製品情報
- 製品名:BOCCO(ボッコ)
- 価格:29,000円(税別)
- 付属品:ACアダプター/センサー/両面シール/センサーストラップ/単4電池×2/取り扱い説明書(使用にはWi-Fi環境が必要)