デザインプロセスの細分化がビッグデータ活用のカギ
「分析目的」・「分析企画」がボトルネックになっている現状を打破するためには、前ページで解説したV3モデルで「顧客を理解する」プロセスを細分化し、「分析目的の設定」「分析企画」(仮説構築も含む)などに分けて着実に進め、全体がまわるようにすることが重要である(注5)。
そして、このようにプロセスを精緻化することで、デザイン思考の上に、ビッグデータを、どのステップで、どのように利用していけばいいかも明確になる(前頁図参照)。この詳細については、次回以降で紹介していきたい。