MaRSは、トロントを本拠地とし2000年に設立された、北米最大のベンチャーアクセラレーター団体。今回の契約締結により、北米におけるビジネスコンテスト運営協力のほか、NTTデータやNTTデータの顧客が取り組む新規事業領域との協業可能性があるベンチャー企業の発掘、共同でのビジネスモデルの検討等に取り組み、NTTデータの北米および全世界でのオープンイノベーションによる事業創発をさらに加速していくという。なお、MaRSと提携した日本企業はNTTデータが最初となる。
この契約締結により、北米におけるグローバルビジネスコンテスト運営協力のほか、FinTechをはじめとする新規事業領域との協業可能性があるベンチャー企業の発掘、共同でのビジネスモデルの検討等、オープンイノベーションによる事業創発に取り組むという。
今回のMaRSとのパートナーシップは、グローバルなベンチャーネットワーク強化の一環であり、NTTデータは、Startupbootcamp等、MaRSが構築する世界中のアクセラレーターとのネットワークも生かしながら、広く海外展開する大企業、世界中のベンチャー企業、当社のグローバル子会社と連携し、オープンイノベーションの取り組みを加速させることで、2020年をめどに100億円規模の新規ビジネス案件の創発をめざすとしている。
「豊洲の港から」は、NTTデータが、2013年9月に設立したオープンイノベーションによる新規ビジネスの創出を目的としたフォーラムで、月1回の定例会を中心に活動している。「さあ、ともに世界を変えていこう」を合言葉に、世界中の先進技術・先進事例を柔軟に取り込みながら、社内外から広く知識・技術・人脈の結集を図り、これまでにない新事業創発をスピーディーに実現していくことをめざしているという。