個人の“思い”ではなく“ビジョン”を物語として広げていく「ナラティブ・アプローチ」
2つ目は「個人の思いや情熱をビジョンとして昇華させること」だ。
様々な人間関係や社内政治、地位や名声に関わる感情的な動機が存在する大きな組織においては、個人的な思いだけで周囲を広く巻き込んでいくことは実は難しい。個人の思いやアイデアの先にどのような未来を創っていきたいのかというビジョンを語ることで、周囲の人たちがイントラプレナーの個人的な成功ではなくビジョン自体に共感することができる状況が生まれ、より多くの人が活動に関与・協力していく余白や理由を生み出していくことができる。