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「水平型コラボレーション時代」のUX

なぜ業種の垣根を越えた「水平型コラボレーション」が、“UXを最大化”するのか?

「水平コラボレーション時代」のUX:第1回

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“大きなUX”を提供する企業ほど成功する時代

 本のタイトルにもなったUX(ユーザーエクスペリエンス)は、ユーザー主権の時代のキーワードだ。それだけに研究者や製品・サービスの開発者、エンジニアなど様々な人たちが色々な観点からUXについて語っていて、それぞれに定義やニュアンスが異なるという。

 しかし、ビジネスの最前線に立つ者として、私がUXと言うときの意味はそれほど観念的なものではない。私にとってUXとは「ユーザーのWow!」だ。企業が提供する商品やサービスを介してであろうと、ユーザーが自分たちの道具やアイデアをシェアすることによってであろうと、彼らが体験する驚きや感動、喜びがUXだ。「UXを最大化する」と私が言うとき、それはユーザーのWow!を最大化することを意味している。

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この記事の著者

松島 聡(マツシマ アキラ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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