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共創し学習する新しい組織論

スタープレイヤーに依存せずチームで成果を残す組織にある「透明性」と「当事者性」とは

第3回:鼎談ゲスト コムジェスト日本法人 マーケティング&IRマネージャー 渡邉敬氏 前編

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組織の理念を貫くカギは情報共有で得られる「透明性」と「当事者性」

宇田川元一、武井浩三、渡邉敬

武井:
 お話を聞いていて、すごくシンパシーを感じました。基本的な考え方は全く一緒ですね。長期的な思考が大事だということは、みんな頭ではわかってはいながら、現場では色々な力学が働いてそれができないという状況にあると思うんです。コムジェストさんがそういうものに引っ張られずに貫けるのは、国を超えて誰が何をやっているかが把握できるような情報の共有がされていることが肝ではないでしょうか。というのは、うちの会社も短期的な利益は追わず、「これ」というものをみんなで磨き挙げていくような仕事の仕方をするのですが、一番重要視しているのが情報の共有なんです。誰が何をしているのか、今会社がどういう方向に向かっているのかということをデータベース化して、誰もが見られるようにしています。

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