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コンカー×Sansanのキーマンに聞く、クラウドとAPIによる生産性向上と働き方改革

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コンカーとSansanのオープンプラットフォーム戦略

——両社はそれぞれ、「APIの公開」という形で、他社サービスとの連携を可能にしています。その狙いはなんでしょうか?

阪尾(株式会社コンカー 事業開発部 部長)
 コンカーは出張・経費管理のクラウドサービスを提供していますが、2年ほど前からオープンプラットフォーム戦略の推進を始めました。我々のサービスと他のサービスを連携することで、それぞれのサービスの価値が上がり、それを使うお客様がよりメリットを享受できることを目指しています。そのための手段として、APIを用意しました。コンカーのAPIを他のサービスプロバイダーさんが利用したり、我々が他社のAPIを利用したりというAPIの相互利用で、連携するパートナーは現在20社ほどあります。

 例えばタクシーを利用する場合、従来はタクシーを呼び、料金を支払い、会社に戻って経費の精算をする、といういくつもの業務があるわけです。それをもっとシンプルにするには、タクシーの事業者から直接データをもらえばいいという発想で、Uberさんや全国タクシーさんから電子領収書のデータを送信してもらい、経費精算データが自動で登録されるようにしています。そういった「経費の発生につながる」サービスプロバイダーさんを中心に、サービス連携を拡充しているところです。

阪尾素行阪尾素行氏(株式会社コンカー 事業開発部 部長)

山田(Sansan株式会社 Sansan事業部 ビジネス開発部 プロダクトアライアンスマネジャー)
 弊社はクラウド名刺管理のサービスを手掛け、現在5,500社にご利用いただいております。組織で名刺を管理することで人脈を共有し、企業活動に役立てていただくサービスです。名刺データがほぼ100%の精度で蓄積されていることから、そのデータを有効活用できるんじゃないかということで、以前から「連携しませんか?」という話をよくいただいていました。我々としては名刺管理の市場を作っていくということをファースト・プライオリティに据えていたので、あまりそういったことに前向きではありませんでしたが、データの一貫性や正確性という点で非常に有効であるというお声を多くいただくようになり、ユーザーにより便利に使っていただけるのであればということで、APIを公開することになりました。それが2015年の12月頃。今は20社ほどのサービスで利用されていまして、お問い合わせは220件くらいいただいているという状況です。

山田尚孝山田尚孝氏(Sansan株式会社 Sansan事業部 ビジネス開発部 プロダクトアライアンスマネジャー)

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“APIを作っただけ”で使われないと、イノベーションは生まれない

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