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カブドットコム証券、Alpacaと提携しAI搭載チャートツールを提供開始

画像認識AIと並列ベクトル計算による「AlpacaSearch for kabu.com」

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 カブドットコム証券は、Alpaca社と提携し、個人投資家向けのチャートツールとして人工知能と並列ベクトル計算による超高速リアルタイム処理技術を活用したチャートツール「AlpacaSearch for kabu.com」の提供を5月11日から開始する。(画像は「AlpacaSearch for kabu.com」の開発中の画面)

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 「AlpacaSearch for kabu.com」は、2017年4月にリリースされたkabuステーションの新プラン「kabuステーション Premium」向けの最新機能としてリリースされるもの。

 Alpaca社は、三菱UFJフィナンシャルグループが設立した“MUFG Digitalアクセラレータ”の第一期(2016年3月~7月)に採択され、カブドットコム証券の齋藤正勝社長がメンターとして協業の検討を進め2016年8月の同アクセラレータDEMODAYにおいて準グランプリを獲得した経緯がある。同社は、今後も最先端技術を利用した投資情報・サービスの拡充を行い、銘柄選びをサポートすることで、投資成績の向上に貢献するとしている。

 ■「AlpacaSearch for kabu.com」の特徴

 「AlpacaSearch for kabu.com」は、Alpaca社独自の人工知能による画像認識エンジン(Candle2vec)で全上場銘柄のチャート形状(ローソク足)を高速処理し、パターンマッチングおよびクラスタリング解析の結果から相互に類似しているパターンを瞬時に探索可能にする。

 従来のテクニカルチャート分析においては、ローソク足を構成する4本値データや売買高等を相場経験則等を基に人為的にさまざまな統計手法や閾値で加工したテクニカルシグナルを用いるのが一般的だが、「AlpacaSearch for kabu.com」は画像認識AIがチャート形状の特徴量を判断し、複数の銘柄間の類似性を最先端のテクノロジーで探索し個人投資家の投資アプローチのヒントの提供を行うことを目指している。

 並列ベクトル計算による超高速リアルタイム処理により、日足だけでなくザラ場中の分足(15分足)にも対応しており、デイトレード等のアクティブな取引にも活用できるという。

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