Stockは、古河電気工業における、ナレッジ管理ツール「ナレカン」の導入後の運用状況について発表した。
ナレカンは、大手企業から中堅企業が抱える「属人化の悩み」を解消するツール。古河電工の人事部門では2024年4月にナレカンを正式導入し、約1年半が経過した。
導入背景
古河電工では、主に人事労務情報を管理している総務課において、ナレカン導入以前、次のような課題が顕在化していた。
- 情報の分散による検索の非効率：必要な資料が分散しており、社内の問い合わせ対応に手間どる状況
- ナレッジ習得に要する時間の長期化：必要な情報に迅速にアクセスできず新人社員が専門性の高い知識を習得しづらい環境
- 拠点間でのイレギュラー事例共有の欠如：判断が難しい個別対応事例について、拠点間で共有されないことによる業務効率の低下
こうした課題解決に向け、古河電工平塚事業所の総務課では「DXを活用したナレッジ共有基盤の構築」を目標にナレッジマネジメントツール導入を検討。ナレカンの「検索精度の高さと手軽さ」「誰でも使いやすいUI」が決め手となり、正式導入を決定した。
導入効果
ナレカン導入後、業務改善への効果として次の点が挙げられた。
- ナレッジの検索性の向上：従来30分～1時間かかっていた情報検索の負荷が大幅に軽減され、業務効率の向上に寄与
- 情報資産の形成：社内に自然とナレッジを残す文化が醸成され、組織全体の情報資産が形成される環境を実現
- 新人社員の自己解決を促進：ナレカンに情報を集約することで、新入社員が自ら情報を検索し、課題解決できる環境を整備
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