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人工生命(ALife)とは何か

人工生命(ALife)とは何か──AIや生物学との違い、「都市デザイン」や「組織」への応用

「人工生命(ALife)」とは何か:第1回

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「人工生命」の社会応用例──N700系新幹線、ルンバ、「ロード・オブ・ザ・リング」など

 ALife は、生命現象の原理を探求する研究であり、研究そのものがすぐビジネスに役立つわけではないが、研究の過程で生み出された技術は実際に様々な場面で応用されている。今回は、特に応用例の多いアルゴリズムを3つ紹介したい。

 「遺伝的アルゴリズム」は、自然選択や突然変異などの生物進化の仕組みから着想を得たアルゴリズムである。応用例は多く、国内で有名なものとしては、トンネルの微気圧波を小さくするためにN700系新幹線の先頭形状にも使われた例だろう。この場合、大まかに言えば、風の流れを”環境”として、微気圧波がもっとも小さくなる先頭形状が”もっとも環境に適用した生物”と見立てて、コンピューターでシミュレーションすることにより、人間では探索しきれない膨大なパラメータの中から最適な値を探索することができた。

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この記事の著者

青木 竜太(アオキ リュウタ)

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