マネーフォワード、経営分析クラウド『Manageboard』を提供するナレッジラボをグループ会社化

中小企業の業務効率化から収益向上まで、一貫したソリューションを提供

 マネーフォワードは、経営分析クラウド『Manageboard』を提供するナレッジラボが実施する約2億円の第三者割当増資を全額引受け、ナレッジラボの株式の過半数を取得し、グループ会社化することを発表した。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] ファイナンス

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

グループ会社化の経緯

 マネーフォワードは、ビジネス向けクラウドサービス『MFクラウドシリーズ』を通じて、個人事業主や企業のバックオフィス業務効率化をサポートしてきた。さらに、2017年11月には、クラウド記帳ソフト『STREAMED』を展開するクラビスをグループ会社化することで、紙証憑のデジタル化を自動化し、会計事務所における記帳業務効率化にも貢献している。

 一方ナレッジラボは、「日本中の中小企業の経営インフラを変えていく」というミッションのもと、経営分析クラウド『Manageboard』を通じて、企業の収益向上をサポートしている。さらに、公認会計士・税理士を中心に設立された同社は、『財務戦略顧問』という名称でCFOアウトソーシング事業を提供し、対面での財務コンサルティングにも注力している。

 今回、両社はお互いの強みを活かし、中小企業の業務効率化と収益向上の課題に対して一貫したソリューションを提供すべく、グループ会社化に合意した。

 7月5日におこなわれた発表会見で、マネーフォワード、ナレッジラボの両社長は以下のように述べた。

「これまで中小企業の相談を受ける公認会計士から、経営分析や財務に関する要望が多く、MFクラウドで対応出来ない部分もあったが、今回のナレッジラボのジョインにより中小企業の収益向上に貢献できるようになった。」(株式会社マネーフォワード 代表取締役社長CEO 辻庸介氏)

「経営分析ManageboardにMFクラウドが加わり、さらに経験豊富な財務のプロとの毎月の面談を提供する。ノウハウを蓄積し、財務戦略のプラットフォームにしていきたい。」(株式会社ナレッジラボ 国見英嗣氏)

グループ会社化により実現すること

1.中小企業の収益向上実現を目的とした事業領域の拡大

 ナレッジラボの主力サービスに対して成長資金を提供することで、経営分析クラウド『Manageboard』の開発・提供にコミットするほか、CFOアウトソーシングビジネスに参入する。

(1)経営分析クラウド『Manageboard』の提供

  • 『MFクラウド会計』と『Manageboard』を連携
  • クラウド会計データを元にした予算実績分析・キャッシュフロー予測・AI監査などの分析データを提供

(2)CFOアウトソーシング『財務戦略顧問』の提供

  • 『Manageboard』を活用し、対面コンサルティングを行うことで、企業の経営アクションを促進

2.会計事務所へのツールとノウハウの提供により、全国の中小企業の収益向上を支援

  • 中小企業の最大の相談相手である会計事務所に、『Manageboard』と対面コンサルティングのノウハウを提供
  • 全国の会計事務所にノウハウを提供することで、より多くの中小企業を支援

3.志を同じくするメンバーとともに、ビジョンの実現をさらに推進

  • すべての人のお金の課題解決を目指すマネーフォワードと「日本中の中小企業の経営インフラを変えていく」ことをミッションに掲げる両社でビジョンを共有
  • 経営戦略、財務戦略、クラウドサービス開発など、さまざまな領域に強みを持つナレッジラボのメンバーとともに、中小企業の課題解決に向けたサービス作りを推進