2025年12月23日、PKSHAはエクストーンと連携し、生成AIとユーザー体験設計を融合した「AI UX」ソリューションの提供を開始したと発表した。AI導入が進む一方で、実際の利用定着が課題となるケースが多く見られている現状をふまえ、今回のサービスを開始した。

PKSHAはこれまで、自然言語処理技術などを基盤としたAI・AIエージェントの研究開発、社会実装を進めてきた。今回、UI/UXデザインで実績を持つエクストーンが2025年1月にグループに参画し、両社の強みを連携させる新たな開発体制が整った。
「AI UX」ソリューションは、初期段階からAI技術とUI/UXのノウハウを融合。従来は分断されがちだった技術開発と体験設計を一体化し、ユーザーにとって使いやすく、定着しやすいサービスを目指す。構想から設計、プロトタイプ開発、本番実装、運用支援までをワンストップで提供し、企業の新規事業開発や事業立ち上げを加速する。
具体的な提供内容としては、現場観察やインタビューを通したUXリサーチや、専門チームとのワークショップがある。ユーザーニーズや行動様式の解明、ビジネス要件とユーザー体験の両立を支援する。また、PKSHA独自のAI基盤「PKSHA LLMS」により、高速なプロトタイピングも実現。アイデアを早期に検証し、実用性あるAIプロダクト開発を推進する体制だ。
既に「AI UX」ソリューションは、メディア業界向けの音声コンテンツ多言語展開AI、教育業界における子ども向けAIインタラクション設計、観光業界向けの多言語AIアバターによる対話式観光案内、公的領域の相談チャットサービスUX改善など、多分野で実績が生まれている。
今後は金融・保険業界でのハイブリッド接客や自動車業界の感情対応AIコックピット、小売業界での提案型AIなど、幅広い業種への展開を想定している。新規事業開発部門や既存事業のDX推進に向け、技術と体験を両立した価値提供を目指す。
PKSHAとエクストーンは「AI UX」を軸に、人とソフトウェアが共に進化する社会の実現に向けた取り組みを強化していく方針である。
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