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ライオンの調達部門責任者と支援者が語る、経営戦略における「調達イノベーション」の重要性とは?

[公開日]

[語り手] 河野 淳 加藤 篤志 三谷 英介 [取材・構成] フェリックス清香 [写] 和久田 知博 [聞] 栗原 茂(Biz/Zine編集部)

[タグ] クラウドコンピューティング 企業戦略 ERP 調達 SCM 資材・購買

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オラクルの提供する調達に関するソリューション

編集部:調達に関わる貴社ソリューションにはどんなものがあるのでしょうか。

三谷:すでにERPの領域ではSaaSクラウドという形でサービスを提供し、国内外の多くのお客様にご利用いただいています。そのERPの領域を含め、オラクル自らが全てのエリアでクラウドを活用するといった、実験台的な取り組みをしています。

SCMの領域はお客様固有のプロセスもあるため、なかなかクラウドにシフトするのが難しい領域ではあります。しかし、こちらに関してもサン・マイクロシステムズを買収しましたので、その生産管理や受注出荷のプロセスを、ERPの基盤がベースになったアプリケーションで実装しています。その実装結果を活用することで、お客様によりよいSCMのクラウドサービスを提供しようと努めています。

お客様によって調達に関するシステムの実装がどこまでなされているかは、大きく異なります。シンプルに購買依頼や発注のプロセスだけを実現しているお客様もいらっしゃれば、購買依頼・発注・受け入れ・支払いを一気通貫でできているというお客様もいらっしゃいます。当社では、お客様の状況に応じて提案をしておりますが、そのプロセスは必ず一気通貫した形でご提案をしています。クラウド上で別部署の進捗状況がどのような具合かを俯瞰して見ることができますので、メリットがあるのではと考えています。

編集部:SCMのクラウドにはどのような先進技術が採用されているのでしょうか。

三谷:いろいろありますが、一例をあげましょう。サプライヤーのレコメンデーションの機能を調達のクラウドに組み込んで提供していますが、そこにはAIが活用されています。当社のクラウドの中に溜め込まれたデータと、市場にあるデータを比較して購買削減の余地がないのかをAIが判断します。余地があった場合には、それをお客様に提示しますが、その際、その選択されなかった内容からお客様の判断をAIが学習して次の提案に生かしているのです。

調達専用のソリューションをすでにお持ちの企業様も多いと思います。当社は複数拠点やグローバル、他プロセスと連携して機能提供を行うというところに強みがあります。たとえばグローバルで共通基盤を作り、調達するものによってローカルなものとグローバル共通なものを使い分けるといったことであったり、多言語・多通貨・拠点別のタイムゾーンに対応したりといった、柔軟な形での運用をご提案することが可能です。

SCMの領域はお客様ごとに大きく事情が異なるため、お客様それぞれにあった提案をすることが非常に重要だと感じています。もしご興味があればお声がけいただければ幸いです。

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