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デロイト トーマツ、CxOの課題解決に特化したイノベーション創発施設を2019年6月に開設

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 デロイト トーマツ グループは、日本企業のCxOなどの役員向けのイノベーション創発施設「Greenhouse」を2019年6月に開設すると発表した。この施設は300坪の規模で、グループ旗艦オフィスである「丸の内二重橋ビル」の16階に開かれる。日常とは異なる空間での双方向セッションを通じて、CxOの複合的な課題を紐解き、アクションプランの設定から解決策の提案、プロトタイピングまで一気通貫に行うことができる。

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 「Greenhouse」では、専門のファシリテーターによるワークショップを個別CxOへ集中的に提供することで、複合的な経営課題に対して、新しい視点と明確な解決策の選定へと導くことを目指す。ワークショップは日本企業のCxOが直面しているイノベーションやトランジション(移行・変化)といった5つのテーマ、計20種類がある。また、それを個社ニーズにあわせてカスタマイズして提供するという。

 「Greenhouse」は、CxOがブレイクスルー(突破口)を見出すことを目的に、デロイトの海外オフィスでも実証された仕掛けが施された施設。入口に設けられたトンネルで意識変革へのスイッチを入れ、最先端のデータ分析や情報可視化設備により直感的な理解を促進する。加えて、日本では「茶室」をコンセプトに取り入れ、落ち着いた空間で無限のひらめきを誘発し、議論を引き出すことを目指すとしている。

 さらにAIやアナリティクスなど幅広い技術インフラ機能を備えたテクノロジーの実験施設を併設、解決策のうちデジタル技術により実行可能なものはその場でプロトタイピングを行うという。その後、アプリとしてデロイト トーマツのクラウドプラットフォームでの利用や自社システム(オンプレミス)での活用も可能に。

 また、デジタル以外の解決策においてもデロイト トーマツのコンサルタント、公認会計士、税理士、弁護士などの専門家が個別ビジネスの枠を超え連携し、ノウハウを組み合わせて提供していくとしている。

提供テーマ

  1. イノベーション
  2. リレーションシップ
  3. トランスフォーメーション(変革)
  4. アナリティクス
  5. トランジション(移行・変化)

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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