“ソーシャル”“スマートフォン”“4G”で消費や購買の変化が起きた2010年代
3Gの普及とソーシャルネットワークによる携帯電話の成熟
ITバブル崩壊と時を同じくして、2001年よりモバイル通信環境は3G(第3世代)へと進化します。この3G時代の到来により、携帯電話市場はさらに拡大します。それまでは通話、メールが主流であった携帯電話に、インターネットを通じた様々な機能やサービスが誕生します。携帯電話を1人1台所有しているといわれるのはこの頃からです。ERPから約10年、IT活用の重心がtoBからtoCへと移っていきました。
2007年頃には、携帯電話の進化に陰りが見えはじめます。液晶パネルの精度、カメラの画質、薄さや軽さといった、細部の進化しか起きない状況になっていったのです。