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「スケール・ディーパー」とは何か

観光とは「國の光をみつけること」──ローカルの“新たな光”のみつけ方とは?

ゲスト:MATCHA 代表取締役 青木優さん、ON THE TRIP 代表取締役 成瀬勇輝さん

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モノからコト、コトから学びへ変わる観光のかたち

青木:やはり、良い情報やストーリーは現場にありますね。実はMATCAの仲間(社員)も今年4月から1年間、香川県三豊市に実際に滞在して情報を発信しています。先日は、UDON HOUSE(ウドンハウス)という場所へ1泊2日でうどんを学ぶツアーに参加してきました。UDON HOUSEでは空海が日本に伝えたと言われるうどんの歴史を学びながら、実際に出汁を引いて飲み比べしながら、6時間以上かけてうどんを作るんですね。これが、世界各国の人々から注目を集めており、グローバル・メディアのCNNも取材へやってきました。

 よく、消費の質がモノからコトへと変化したと言われます。私はこれからの消費は「学び」に移っていっていると考えています。SNS映えする写真を撮ることができる「コト消費」ではなく、様々な体験を通じて「人生の学びを得ること」へ変化し始めています。このようなトレンドと日本に古くからある地域コンテンツと掛け算することで、魅力ある観光資源が生まれると思います。まさに、観光の語源である「國の光を観る」ことができます。

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