セールスフォース・ドットコム、消費財企業向け新製品「Consumer Goods Cloud」を発表

 セールスフォース・ドットコムは、消費財を扱う企業向けの新製品となるConsumer Goods Cloudを発表した。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] 企業戦略 AI

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 Consumer Goods Cloud(以下、本製品)は、消費財を扱う企業の店頭施策を変革し、収益増やROI最大化の推進を可能にするとしている。消費財商品の95%が実店舗で販売されているため、適切な商品を適切なタイミングで適切な店舗に届けることは、消費財を扱う企業が成功するために必要不可欠だと言われている。

 各種Salesforceのクラウドアプリケーションを活用して顧客接点の強化を図ってきた花王は、さらなる顧客満足度の向上を目指し、本製品のパイロットプログラムに参加する。

Consumer Goods Cloudにより現場担当者ができること

店舗訪問計画の改善

 訪問すべき店舗が、優先度順にリストアップ。必要なアクティビティまたは推奨されるアクティビティが表示され、Salesforce Mapsを使ったアプリ内のマップ機能で訪問ルートを管理することができる。また、担当店舗全体を通じてビジネスの状態を分析することができ、自社製品の新たなチャンスの発見も可能に。

訪問実施の最適化

 訪問先の店舗から、店舗またはセグメントの種類に基づくテンプレートにアクセスができる。在庫状況や棚割りのチェックから返品処理や調査まで、すべて手元のモバイルデバイスから、簡単に店舗ごとのニーズに対応が可能。

Einstein AIを活用したコンプライアンスや商品配置の最適化

 Einstein Visionが提供するビジュアルサーチ、ブランド検出、オブジェクト特定のソリューションにより、棚卸し・棚割り・マーチャンダイジングに関する実施状況の確認が容易に。棚の写真を撮影するだけで、商品が正しく配置されているかどうかが直ちに分かるため、手動で商品を数えてシステムへデータを入力することが不要となる。確認作業にかける時間が短縮されることで、顧客との関係構築の時間の捻出が可能に。

注文やデータの取り込みが容易に

 モバイルの注文取込機能が搭載されており、店舗訪問中でも受注可能なほか、カテゴリ、製品、数量、価格設定、割引、販売促進、単位といった重要なデータを収集することもできる。このことで、与えられた全タスクの完了と正確な報告が確実に実施でき、経営陣に対し、店舗訪問の全体像を提供することができる。

提供時期および価格

 Consumer Goods Cloudの一般向けリリースは2019年10月15日を予定。価格は1ユーザーあたり月額50ドル。Einstein Analytics for Consumer Goodsは、2020年2月の一般向けリリースを予定していると発表。