本プロジェクトでは、オープンストリームとトッパンフォームズとの双方からR&D実務担当者を数名選出して共同チーム体制を作りR&Dを推進している。チーム運営では、メンバーの学ぶ力と発想力を最大限に引き出すことを狙って、要素技術の勉強会や、最新の学術論文の輪講などを適宜開催しながら、大学の研究室にも似た自由で闊達な雰囲気のもとでR&Dを進めているという。
オープンストリームはAI分野において、今回のトッパンフォームズとの取り組みと合わせて、2016年から電気通信大学の庄野逸研究室と共同研究を行っており、この取り組みを通し自社技術としてAI技術の向上だけではなく、他社や大学などが持つ技術や特徴を組み合わせ、革新的な製品開発を生みだすオープンイノベーションによるプロジェクト運営を確立している。
今後もオープンストリームは、AI技術やシステム開発技術を発展させると共に、従来のSI・受託システム開発や自社パッケージソフトの企画販売だけでなく、他社と共同でイノベーションを創出するR&D型の事業活動も拡大していくとしている。