後払い決済サービス「Paidy」を運営するPaidyが、10月に2度の資金調達を実施し、合計156億円を調達。これにより、新規で2位にランクイン。 今回の資金調達は、 国内フィンテック関連スタートアップとしては過去最大の金額となるという。
内視鏡の画像診断支援AIの開発を行なっているAIメディカルサービスが46億円の新規調達を実施し、8位にランクイン。またディープラーニングに特化した研究開発を行うLeapMindが35億円の調達により13位に、ブロックチェーン技術を基盤としたスマートロック「bitlock」を提供するビットキーが34億円の調達により15位にランクインした。
AIメディアカルサービス、LeapMind、ビットキーに共通している点は「ディープテック*1領域1」で活躍しているスタートアップであるという点。ティアフォーやMUJIN、Spiberなど、上位にランクインしているスタートアップにディープテックが多いことも特徴だとしている。
*1:ディープテックとは、大学や研究機関で長期間かつ多額の費用をかけて研究開発された技術(眠っているような技術)を基に、世の中の生活スタイルを大きく変えたり、社会の大きな課題を解決したりする技術のこと。以下の4つの要素を含んだ製品・サービスのことを指す。「最先端の科学技術、または研究開発を基礎とした技術がある」「実現までに高いスキルと非常に多額の投資額と長い時間がかかる」「多くの場合、具体的な製品・サービスが見えていない」「成功した場合のインパクトが非常に大きく、破壊的ソリューションとなり得る可能性を秘めている」
出典:フランスのNPO法人Hello Tomorrow(ハロー・トゥモロウ)と、ボストン・コンサルティング・グループが共同作成したレポートより。