今回トヨタ自動車が採用した、ローンディールの人材育成プログラム「レンタル移籍」は、研修・出向等の企業間契約に基づいて、人材が元の企業に在籍したまま期間を定めて他社で働く仕組み。第1号案件として、先進技術開発カンパニー先進プロジェクト推進部のグループ主幹である桑原正明氏が、プリンテッドエレクトロニクス技術の開発及び製造販売を行うエレファンテックに移籍。移籍期間は半年で、IMPC(配線・樹脂一体部品)事業立ち上げプロジェクトを担当する。
トヨタ自動車は、モビリティおよびサービスの企画・実行を担う人材の育成を目的に、経営センス・人間力を身につけることを期待しており、春以降も数名のレンタル移籍を予定しているという。
ローンディールは、今後も大企業の人材育成や組織開発を通じたイノベーション創出の支援、ベンチャー企業の事業推進に貢献し、ミッションとして掲げる「日本的な人材の流動化の創出」に取り組んでいくとしている。