自宅で過ごすくつろぎの時間や、モバイルワークなどのシーンにも、様々なプラットフォームを活用しスターバックス体験を拡張。店舗外でもより多くの顧客に、豊かでうるおいのあるひとときをご提供することを追求するため、新サービスやサービス範囲の拡張を実施する。
ドライブスルーレーンでの「Mobile Order & Pay」トライアル導入がスタート
3月18日(水)からは、2019年6月にローンチした「Mobile Order & Pay(モバイルオーダー&ペイ)」のサービスを拡大し、静岡市内のスターバックス コーヒー2店舗のドライブスルーレーンで、車に乗ったまま商品の受け取りができるサービスを試験的に導入。店舗到着前に公式アプリを通じて行う注文・決済と合わせて、車両ナンバーを登録。ドライブスルーのレーン入口で車両のナンバープレートが自動識別されることで、スムーズな商品のピックアップが実現させる。このトライアルを通じ、モバイルオーダー&ペイ利用の新たな選択肢として、よりスピーディーで利便性の高いTO GO体験ニーズの可能性を探るとしている。
国内スターバックス店舗における支払時の決済手段のうち、キャッシュレスの割合は、昨年から5%伸長し全体の約4割を超えたという。よりスマートな決済を求める顧客ニーズが拡大している。アプリで事前注文・決済を完了し、店舗でのスピーディーな受け取りを実現するモバイルオーダー&ペイは、導入時から顧客の強い支持があり、そのサービス拠点と内容を拡張するのだという。ビジネス街立地店舗での同サービスを利用した注文件数は、2019年6月のローンチ時と比較し、約3倍まで増加。ワーキングタイムに合わせたスピーディーな利用を可能にする点が好評なほか、新幹線や飛行機などの交通機関利用前のニーズも高く、駅付近店舗や空港内店舗などでも支持されていると述べた。
2020年4月までには、商品の識別を目的としてカップに貼り付けるラベルに、顧客のニックネームを印字できる仕様にアップデート。これにより、ご注文商品の確認をしやすくするのと共に、パートナー(従業員)とお客様のエモーショナルなつながりを生むことを期待しているとしている。またアプリでの注文時に顧客自身のペースで、豊富なカスタマイズを選択できることへの満足度も高く、モバイルオーダー&ペイを通じてのカスタマイズ注文件数は、同サービスの利用がない場合と比較して約3倍にまで及んでいるのだという。
持ち帰り専用・返却不要の新コーヒーポットサービス 全店導入
いれたてのドリップコーヒー約12杯分(ショートサイズ換算)を楽しめる、持ち帰り専用の新タイプのコーヒーポットサービス「スターバックス® コーヒートラベラー」を、3月16日(月)より全国のスターバックスの店舗(一部店舗は除く)で導入。事前に予約し、店舗で受け取ることで、ビジネスからアウトドアまで、好みのシーンでどこへでも持ち運べる。また専用容器は環境に配慮したFSC®認証紙製でそのまま処分可能。店舗への返却は不要になっている。2019年7月からトライアルをスタートし、今回、全国のスターバックスへと展開。高品質で個性豊かなコーヒーで、顧客がほっとくつろぎ、活力を得るひとときを、スターバックス店外でも提供するとしている。
「Uber Eats」によるデリバリー取り扱い店舗が拡大
フードデリバリーサービス「Uber Eats」によるスターバックスのデリバリーサービス対応店舗を更に広げており、3月末までには約290店舗に達する見込み。さらに、2020年9月末までには、400店舗での導入を予定しているという。また、同サービスを通じて「スターバックス® コーヒートラベラー」の注文も可能。店舗への引き取りの手間もなく、手軽に利用できるようになるとしている。