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組織の創造性を生み出す「CCM理論」──ボトムアップ型で実現する両利きの経営とは?

ゲスト 株式会社ミミクリデザイン 安斎 勇樹氏、株式会社ドングリ ミナベ トモミ氏【前編】

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両利きの経営における、新たなリーダーシップの意味

安斎:両利きの経営を提唱するチャールズ・A・オライリー氏などは、両利きの経営にはリーダーシップが必要だと主張しています。そのため、両利きの経営ではトップダウンでやることが必要だと捉えている人が多いと思うのですが、オライリー氏の言うリーダーシップは、「自分たちは何者で、何をやっていく企業なのか」という、核となるアイデンティティを定めて語っていくことなんですよね。

 もちろんAmazonのように、トップがリーダーシップを発揮していろんなことに深化・探索を繰り返しながら、一つの会社としてこういうことをやっているのだという共通認識を社内に作れればいいですが、必ずしも全ての企業がCEOによってそれができるわけでもありません。

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