近年ソフトウェアデザインツールが劇的に進化し、プロトタイプコストが下がったことで、経営におけるデザインの活用幅が拡大している。意思決定フローでプロトタイプを用い、より具現化したアイディアをベースに議論をすすめることで、意思決定の精度を高めることができるという。また組織内での共通認識醸成、ビジョンをプロダクトベースで共有することにも活用されている。
また、DX(デジタルトランスフォーメーション)領域においても、大企業における既存事業とのスムーズな連携過程や、企業内の意思決定サポートや事業構想の共通認識醸成などに、デザインを用いたプロトタイプが大きく活用されている。戦略コンサルティング市場においては、描いた戦略がパワーポイントだけではなく具体的なプロダクトに落ちるイメージまで求められる例も多くなり、デザイン会社とのコラボレーションも加速、買収例なども増えている。
上記のようなニーズには、単に見た目のいいものを作れるデザイナーではなく、ビジネスの背景や事業戦略を理解したデザイナーが求められている。
FAKEは事業戦略とデザインの両軸のスキルを持ったデザイナーで構成され、新しいデザインコンサルティングカンパニーとして、事業貢献に直結するデザインアウトプットを提供していくのだという。
提供するサービス
1:プロダクトデザイン事業
スタートアップを中心に、アプリやウェブサービスの実際のUI/UXを開発し、デザインから事業成長に貢献する。
2:DXデザイン事業
大企業を中心に、プロトタイプやワークショップ、デザインリサーチなどを通じ、デジタルトランスフォーメーションをサポートし事業に貢献する。
パートナー経歴1:高橋 才将 / TOSHIMASA TAKAHASHI
代表略歴 : 2010年 株式会社博報堂に新卒入社、大手飲料メーカーなどの営業やプランニングに従事。2012年 Timers Inc.を創業、代表取締役に就任。家族アプリFamm( http://famm.us )を運営し、累計14億円を調達しアプリビジネスに従事。2020年 FAKE Inc.を創業、代表取締役に就任。
パートナー経歴2:岡崎耕太 / KOTA OKAZAKI
大学院在籍時に高橋氏の創業したTimers Inc.にてデザイナーとして活動。グリー株式会社で経営戦略、アクセンチュア株式会社で経営・デザインコンサルティングに従事し、英デザインファームFJORDの東京スタジオ設立に携わる。また個人でもスタートアップを中心にデザイン経営支援を行い、2020年FAKE Inc.に参画。