M&Aでの株式価値評価を「DCF法」のみでやってはいけない
それではどうやって、その会社の価値を評価すべきなのか。
現在、M&Aにおける株式価値評価で主流なのが、先ほども紹介した「EBITDA(償却前営業利益)」を用いた評価方法である。EBITDAは簡便的な計算方法として、「営業利益+減価償却費」で算出され、この評価方法ではEBITDA倍率で算出する。これは対象企業の営業価値がEBITDAの何倍かで計算する。例えばEBITADAが20億円でEBITDA倍率が5倍なら、営業価値は100億円となる。