現在の企業ビジョンが一貫した指針になり得ているのかを診断し、市場価値のみならず従業員満足度まで高める"本当に機能する企業ビジョン"の実装に向けた課題を可視化。
新型コロナウイルスによるリモートワークへの急速な移行など、働き方が多様化する変革の時代。企業の本質を改めて定義し、経営戦略から組織体制、マーケティングや広報活動、従業員一人一人の業務に至るまでの一貫した指針、価値基準となるビジョンを再設計したいというニーズが高まっているのだという。
企業ビジョンの開発・設計サービス「VISIONEERING」を提供する電通ビジネスデザインスクエアと、企業へのCMO機能の提供やコンサルティングを担ってきたグリッドの両者の知見により、「VISIONEERING Assessment」は、経営や事業、組織やマーケティング戦略などに対するビジョンの影響力の客観的・多角的な診断を実現。
診断の流れ・イメージ
経営陣や従業員らへのヒアリング、電通やグリッドとのセッションなどを通じてアセスメントを進行。コピーライター、ビジネスプランナーなど専門家による多角的な視点をもとに、結果は「VISIONEERING Canvas(ビジョニアリング・キャンバス)」、「VISIONEERING Funnel(ビジョニアリング・ファネル)」(下図参照)に出力。現状と課題を定性・定量の両面から可視化する、約2カ月のプログラムとなっている。
診断結果シート「VISIONEERING Canvas」のイメージ
ビジョンそのものの強度に加えて、四つの評価軸により企業活動の一貫性を診断する。
診断結果データ「VISIONEERING Funnel」のイメージ
ビジョンに対する従業員の意識・行動をファネルで定量化。従業員の一人一人がビジョンを実践するために必要な課題を明確にする。