今回提供開始したサービスは、LPガスの配送時に配車担当者や配送ドライバーが行う作業負荷の低減や配送ルート決定、配送ドライバー間の勤務時間の平準化を、最適配車指示(VRPの解決)により実現するもの。従来のルート最適化製品(TSPの解決)とは異なり、配車担当者や配送ドライバーが時間をかけて配車計画を立てる必要がないという。配送車両1台単位ではなく、保有する配送車両全体を考慮して、当日の配車計画と車両単位で最適なルートを決定することが可能となる。
このサービスによって、配送ドライバー全体のシフトに応じて、勤務時間などの閾値や条件設定が可能となる。当日の状況に応じた柔軟な地域割り当てや車両の積載本数を考慮したルートを設計し、配送拠点全体の効率を高めることができる。また、LPWAを導入済みの企業であれば、より精度の高い残量情報を活用することで、さらに配送効率を向上させることができるという。