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ワークスアプリケーションズ、SaaS型の新事業の提供を開始

 ワークスアプリケーションズは、SaaS型の新事業である「HUE Works Suite」「HUE Works Suite DX Solutions」の2つのシリーズの提供を開始した。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] 企業戦略 ERP SaaS

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 既存のERP事業の主ターゲットである大手企業に加え、ミッドマーケット(中堅・中小企業)にも利用可能な製品・サービスを販売。ワークスのERP製品を利用していないユーザーにもSaaS製品単体で利用可能で、プロジェクトやチーム単位でも購入可能なもの。

SaaS事業の2シリーズ

1.HUE Works Suite

現場/チーム/プロジェクトの生産性向上ツール群

 ERPソフトの導入は既に多くのユーザーで進んでいるが、未だに現場での生産性を支えるソフトウェアは、担当組織やプロジェクト等の現場に依存したものも多く、ERPとの連動性がない。ワークスは現場で活用できるソフトウェア資産を、サービスとしてリリースし、現場の効率化を直接的に推進するとしている。

2.HUE Works Suite DX Solutions

企業の情報資産の電子化と有効活用サービス群

 DX化、2025年の崖が社会的な課題になっているが、企業の情報資産の電子化と有効活用できるサービスで企業の生産性を向上を推進。

ワークスSaaS事業の強み

(1)ガバナンス・コンプライアンス強化と生産性向上の両立

 SaaS製品は、導入の手間なく、事業ニーズに応じて、迅速に活用を開始でき、ボトムからの業務効率化・生産性の向上を行うことができる一方で、ガバナンス・コンプライアンスの維持という側面で不安を感じているという声が多い。

 ワークスはガバナンス・コンプライアンスの強化という顧客の課題に既存のERP事業でバリューを発揮してきた。このノウハウをSaaS事業でも活かし、ガバナンス・コンプライアンス面の強化をしつつ、同時に顧客の生産性の向上に寄与できるラインナップを継続的に投入していく予定だとしている。

(2)最先端のAI技術

 2017年より、徳島研究所にて培われたAIのノウハウや、世界から集まった優秀なエンジニアの技術をSaaS形式の製品にシンプルなコンテクストでのデリバリーを行う。

HUE Works Suite ラインナップ

コラボレーション型 表計算Webサービス「Enterprise Spreadsheet」

  • 2020年10月リリース
  • 単体でシンプルに利用できるオンラインシェア型サービス
  • リアルタイム共同編集による組織や部門単位でのコラボレーション
  • ERPシステムとの連動可能

プロジェクト管理Webサービス「Projects」

  • 2021年初頭リリース予定

HUE Works Suite DX Solutions ラインナップ

電子帳簿保存法対応の証憑電子データ管理ツール 「EBM」

  • 2020年9月リリース
  • 初期費用無料 月額30,000円(税別)~
  • JIIMA認証取得
  • 紙の領収書や請求書の電子データをクラウド上で一元管理
  • 特定ワードや取引先名・金額・受領日付等から証憑データ検索

国内最大規模の言語資源を搭載した高精度の自動応答ツール「Chatbot」

  • 2020年11月リリース
  • 社内外の問い合わせを業務効率化
  • 継続的な改善に向けたダッシュボード・メンテナンス管理機能
  • お客様ごとの辞書の構築、FAQ作成・運用等の導入ソリューションの提供

画像処理と自然言語処理による文字読取り電子テキスト化ツール「AI-OCRエンジン」

  • 2021年初頭リリース予定
  • 転記作業コストの大幅削減
  • 高精度な手書き文字認識
  • システムの自動学習による精度向上

今後の展望 WAPの目指すEcosystemについて

タイトル

 SaaS技術を活用することで、ワークスの事業の主軸であるERPについてもマイクロサービス化を推進。有効なサブシステム・機能から、順次切り替えを行なう予定だという。

 マイクロサービス化を推進することにより、ソフトウエア開発の「アジリティー、スピード」の向上だけでなく、品質維持、改修コストの削減などメリットを追求しながら、システムを改善していく予定だとしている。