サービサーが構築する顧客体験
Grabのようなプラットフォーマーも、アプリ上の全てのサービスを自社で提供しているわけではなく「サービサー」と呼ばれるプレーヤーを活用しています。では、Grabの金融サービスでは、どのようにサービサーを活用しているのでしょうか。
Grabのウォレットサービスは、OVOというインドネシアのウォレットサービス企業と提携しており、OVOのシステムを利用することでユーザーにサービスを提供しています。 少額投資サービスは、Bentoというロボアドバイザー企業のサービスを利用するところからスタートしました。Grabは2020年2月にBentoを買収し、同社のサービスをGrabInvestとリブランドして自社のプラットフォームに取り込んでいます。