両社が5名のPonta会員をモニターにスタートしたフェーズ1の実証実験では、「一人の消費者を深く知る」をテーマに、モニターの移動データ取得やインタビューを行ってきた。そこで一定程度、消費行動における背景や移動の特性を捉えられたことから、今回の実証実験であるフェーズ2をスタートする。
今回の実証実験は、ヤマヒロが東京・埼玉で展開する30を超えるシェルのサービスステーションや、コンビニにて実施する。Ponta会員のうち、実証実験でのデータ利活用について同意した200名を参加対象モニターとし、スマートドライブの提供する専用デバイスとアプリを配布。自動車に設置されたデバイスを通じて収集した移動データをもとにクーポン・広告をスマートフォンに配信し、店頭への集客効果や行動変容をスマートドライブの「Mobility Data Platform」などで分析する。
今後は、データの利活用を通じて約9,900万人のPonta会員の興味や関心に寄り添うサービス開発など、新たな事業・サービスの創出を目指すとしている。