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大日本印刷とFiNC Technologies、ヘルスケア領域での情報銀行事業を共同で構築

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 FiNC Technologiesと大日本印刷(以下、DNP)は、ヘルスケア領域での連携を強化し、共同で情報銀行事業構築を立ち上げる。今回、情報銀行事業の推進にあたりDNPは、FiNC Technologiesが実施した第三者割当増資の一部を引き受け、資本業務提携を行う。

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 今回の資本業務提携により、両社が保有するサービス基盤のほか、ライフログや行動のデータを掛け合わせ、情報銀行をはじめ、様々なサービスの開発・拡充に取り組んでいくという。

主な業務提携の概要

1.ヘルスケア領域における情報銀行事業

 両社でヘルスケア領域の情報銀行事業を立ち上げ、各種サービスを運営していく。このサービスは、生活者のパーソナルデータを預かり、本人の同意に基づき、安全・安心に事業者などへ流通させることで、利用者は生活習慣の改善などのヘルスケアにつながる有益な情報提供やポイントサービスなどを受けることが可能になるもの。

 DNPの強固な個人情報管理の仕組みやノウハウを活かすとともに、FiNC Technologiesが開発・運用する1,000万ダウンロードのヘルスケア/フィットネスアプリ「FiNC」で蓄積したパーソナルデータを活用する。食事・睡眠・運動・ストレス等の生活者の多様な情報を預かることで、生活者の健康状態をスコアリングしてわかりやすく可視化し、一人ひとりに合わせた健康増進のための情報やサービスを提供する。両社の強みを掛け合わせることで、生活者や企業にもメリットがあるデータ流通を実現する情報銀行事業の早期事業化を目指すという。

2.BtoBのデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に向けたアプリ開発体制の強化

 DNPが提供する情報流通のプラットフォームと、「FiNC」アプリで培ったUI/UXやコンテンツを組み合わせることで、情報銀行だけでなく、企業のDXの推進につながる各種アプリケーションの開発や、生活者視点に立った利便性の高いサービスの開発などの推進体制を強化していく。

3.法人向けウェルネスソリューション「FiNC for BUSINESS」の共同販売

 企業の健康経営や従業員の健康管理を支援する「FiNC for BUSINESS」を、DNPの全国規模の営業ネットワークを通じて販売する。「FiNC for BUSINESS」は、従業員のフィジカルやメンタル(心身)の状況、エンゲージメント(会社に対する思い等)を数値化し、従業員間の相関を可視化することで、従業員のメンタル面での不調の予防や改善を支援する。

 FiNC TechnologiesとDNPは、2021年度までに、健康やフィットネスに高い興味・関心を持つ生活者を主な対象とする情報銀行事業の立ち上げを目指すとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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