「勝ち飯AI」は、これまで味の素がトップアスリート向けに培ってきた栄養計算や高度なサポートの知見を、一般のアスリートにも広く提供していくことをコンセプトとして開発された、自動献立提案アプリ。このアプリでは、アスリートの厳しい栄養基準を満たしながらも好きなメニューを献立に組み込むなど、食事を楽しみ、親子のコミュニケーションを促しながら選手の目標に向けてサポートする。
献立やレシピに関する味の素独自のテクノロジーを基盤に、栄養面では同社トップアスリートへの食サポート活動である「ビクトリープロジェクト」管理栄養士監修のもと開発した。
「ビクトリープロジェクト」のサポート現場で使用される栄養計算基準をアルゴリズム化し、ユーザがアプリ上で必要情報を入力すれば、AIが栄養基準を満たす献立を提案する。また、必要栄養価を充たす献立を提案するためのメニューデータベースには、同社が運営するレシピサイト「AJINOMOTO PARK」のデータを活用。各々のメニューに対し、栄養情報に加えジャンル、季節、調理時間など様々な情報が紐づけられており、AIがユーザに適した献立を提案する。
今回のβ版にて限定ユーザテストを開始し、ユーザからのフィードバックを通してサービスの有効性やコンセプトの受容性を確認すると共に、今後さらに多様な領域において生活者への価値を創出、提案していく予定だとしている。