サービス立ち上げ時に「コアバリュー」を意識する必要がある
あらゆる場面でのプラットフォームとして活用されつつあるWeChatだが、トップページのインターフェースはごくシンプルでサービス開始時とほぼ変わらない。通常、様々なサービスが提供されるようになると、トップページにずらりと並びがちだ。
藤井氏は「サービスが増える中で、シンプルさや本来の価値を保つために相当な努力があるのではないか」と推測する。陳氏は「実際、サービスの立ち上げ時に重視されたのは、サービスを構築・実現するための優れたフレームワークをどう設計するか。具体的には『コンテンツやサービスが多数追加されても、ユーザーが迷子にならないためにはどうしたらいいのか』ということだった」と語る。