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伊藤忠商事、グループデータ活用基盤整備による収益性重視のDX強化を発表

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 伊藤忠商事は、先進的なITツールを活用したグループデータ活用基盤を整備し、収益性を重視したDXやデータ活用による事業拡大とビジネスモデル進化の加速を発表した。

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 伊藤忠商事は、2018年よりデータ専門人材を積極登用し、データ活用に必要なシステム環境や人員体制である「伊藤忠グループデータ活用基盤」をグループの共有機能と位置づけて整備を進めてきた。現在、グループデータ活用基盤を利用して様々なDX案件を推進している。

 グループデータ活用基盤に以下4つのツールを導入し、効率化が実証されたという。伊藤忠所持は、順次本格導入を進め、効率的かつ機動的なデータ活用を実現していくとしている。

  • データ収集・整備:Informatica Intelligent Cloud Services(米国Informatica社)、システム間データ連携の開発・改修・障害対応コストを40%削減
  • データ加工・分析・AI開発:Databricks(米国Databricks社)、分析環境の準備に要する工数を80%削減、高速並列処理等により分析業務に要する時間を50%以上削減
  • データ蓄積・処理:Snowflake(米国Snowflake社)高速並列処理により、データベースの作成・処理時間を80%削減
  • 運用・監視:Datadog(米国Datadog社)データ処理を監視・可視化し、障害対応時間を50%削減

 伊藤忠商事は、ブレインパッドやグループ会社の伊藤忠テクノソリューションズと提携し、DX推進体制の強化を進めてきた。今回の取り組みは、伊藤忠グループのDX推進を支えるものであり、今後、生活消費分野を中心に実用領域を拡大していくとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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