CPSによるスケールフリーネットワーク実現に向けた東芝の取り組み
その実現のために、東芝では「みんなのDX」という活動を行っている。重要なポイントは、全員が自分ゴトとして考えるということ。デジタル化から避けられる人はおらず、DXは一部のチームが行うことではないと島田氏は強調する。
実際、東芝ではピッチ大会等で創出された40を超えるテーマが事業化に向けて活動し、いくつかは既に実用化されているという。その1つが、東芝テックが手がける電子レシートサービス「スマートレシート」を軸とした取り組みだ。これは使用可能な店舗のレジで専用アプリのバーコードを提示すると、紙のレシートの代わりに、情報がスマホに配信されるというもの。