本ソフトウェアは、既存の内視鏡機器に接続することで、内視鏡検査時に撮影する画像から、その場で病変候補部位が腫瘍性である可能性を判定。内視鏡医による病変の鑑別支援と、患者の負担軽減に貢献するとしている。
具体的には、内視鏡機器による静止画撮影時に解析を行い、大腸の病変が腫瘍性である可能性が高いとAIが判定した場合は「High possibility」、低いと判定した場合は「Low possibility」と画面上に表示するという。
今回の機能追加により、欧州地域における大腸病変の検出支援に加えて、病変の鑑別支援を一貫して行うことが可能だとしている。
同社は今後、国立がん研究センターとの共同研究を進めることで、これらの判定に関するAI技術の性能を高めていくという。