2026年1月8日、Beyondgeは、広報支援を手がけるMICHIYUQと連携し、経営戦略と広報を一体支援する「バリューアップ広報」サービスの提供開始を発表した。
このサービスは、従来型の「露出を増やすだけの広報」から一歩進め、事業構想や戦略立案といった最上流フェーズから広報を組み込み、事業成長や資本政策など、企業価値向上に直接結びつく成果をサポートするもの。「認知」獲得が目的の広報から、「信頼」や「共感」をステークホルダーから得ることを重視している。また、広報業務が経営戦略とは分断されがちな現状に対し、戦略との完全な同期を目指す。
背景には、ビジネス環境が大きく変わるなかで、企業の成長や採用、資金調達を後押しする広報体制構築へのニーズが高まっている現状がある。日本広報学会の調査によれば、経営層の95.2%が広報を「経営機能」と認識していながらも、現場では平均33.8ポイントのギャップが存在していることが明らかになっている。
「バリューアップ広報」では、以下の3ステップで経営と広報の一体化を図る。
まず、事業の深掘り調査を通じて経営戦略とリンクする「骨太コンセプト」を策定。次に、事業目標達成のための広報KPIやロードマップを設計。そして、事業進捗に合わせて戦略を柔軟にアップデートしながら、企業価値向上をハンズオンで支援する。
Beyondgeが有する事業、採用、投資、M&A、テクノロジーの5領域の知見に、MICHIYUQの広報実行力を掛け合わせ、戦略と広報を完全に同期させる「経営直結型」の伴走体制を構築する。従来の「話題づくり型広報」ではなく、「企業価値創出のためのバリューアップ型広報」への転換を目指している。
MICHIYUQ代表の丸山氏は「本サービスでは事業戦略や資本政策など経営の中枢領域まで踏み込んで支援する」とコメント。Beyondge代表の野上氏も「広報を経営戦略の最上流で企業の輪郭を作るものと捉え、成長や社会実装を支援する」としている。
「バリューアップ広報」は大手企業の新規事業立ち上げや、スタートアップにおける出口戦略にも対応可能であり、今後、経営企画部門にとって注目すべき取り組みといえる。
サービスの詳細や事例はBeyondge公式サイトのコラムで確認できる。
【関連記事】
・ログラス、東証改革対応のIR専門AI「Loglass AI IR」を提供開始
・日本IR協議会、「IR優良企業賞2025」受賞企業13社を発表
・LENZ&Co.、持続的に企業価値を高める「IRX Growth Model」を用いた新サービス開始
