AIsmileyを運営するアイスマイリーは、2026年1月8日、金融・保険業界向けAIソリューション カオスマップを公開した。今回のカオスマップには、業界特化のAIサービス全96製品が掲載されている。
カオスマップ作成の背景には、金融・保険業界でのAI活用が進展し、従来のスコアリングや予測だけでなく、複雑なドキュメント作成や自律的な顧客対応など多様な用途が拡大していることがある。金融機関特有の「膨大な書類処理」「不正取引への対応」「経験や勘に頼った意思決定」「個別最適化された提案の不足」などの課題を、AIによるテクノロジー活用で解決する動きが加速している。
今回のカオスマップは、最新のAIソリューションを以下5つの大カテゴリーに分類して整理している。
1. リスク管理・不正検知AI
「不正検知・モニタリング」「与信・スコアリング」「eKYC・本人確認」など、セキュリティ強化とユーザー利便性向上を両立させるAIが主要製品として紹介されている。
2. 査定・審査・業務自動化AI
「損害査定・支払査定」「融資審査・契約自動化」「金融特化型ドキュメント処理(AI-OCR)」などが対象で、保険金支払や融資判断の迅速化や、書類データ化の効率化が進む。
3. 営業DX・顧客接点AI
「パーソナライズ提案・金融アドバイザリー」「金融コンタクトセンター・自動応答」といった領域で、顧客体験向上と営業効率化が期待できる。
4. 資産運用・マーケット分析AI
「市場予測・経済分析」「企業分析・投資判断支援」などが含まれ、膨大なデータから投資判断を補助し、意思決定の高度化につながる。
5. リーガルテック・コンプライアンスAI
「募集文書・約款チェック」「販売監査・内部モニタリング」によって法規制遵守や内部統制を強化し、コンプライアンスリスクの最小化・監査コスト削減を支援する。
資料請求者には、カオスマップに加えて、製品名やURLを記載した「金融・保険業界向けAIソリューション提供企業リスト(Excel)」も無償提供される。本資料はAI導入を検討する企業向けであり、同業他社や競合他社への提供は行っていない。
今回公開されたカオスマップは、厳格な規制環境かつ豊富なデータ基盤をもつ金融・保険機関に対し、リスク管理の高度化や収益向上、バックオフィス改革などバリューチェーン全体の業務革新に資するAI活用を促進する狙いがある。企業の新規事業企画や変革推進に向け、最適なAIソリューション選定を支援するツールとなる。
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