キャリアの構築に欠かせない“評価”と“評判”
小関:先ほど申し上げたように、セールスフォース・ドットコムでミッドマーケット部門の創設というチャレンジに部長として取り組んでおられた際の、宮﨑さんの“逃げない”姿は強烈でした。あのときは、どのように苦しさを乗り越えられたのでしょうか。
宮﨑:苦しいときは成長機会だと捉えていました。また、とにかく“信じ込む”ことも意識していました。当時私たちが目指していたのは、スモールビジネスとエンタープライズのちょうど中間です。いいとこ取りができる領域であり、一方で両方の要素をバランスする必要のある難しい領域でもありました。もしこの領域を拡大することができれば、スモールビジネス側にもエンタープライズ側にもフィードバックできる、とても価値ある試みなのだと自分にもチームにも言い聞かせた3年間でした。