本実証実験は、2025年日本国際博覧会協会と大阪商工会議所が公募した、「2025年大阪・関西万博の会場である夢洲での実証実験」で採択されたもの。大阪府、大阪市、大阪商工会議所で構成する「実証事業推進チーム大阪」が、実証実験の円滑・効果的な実施を支援するという。今後は推進チームの協力のもと、万博開催の機運醸成と未来社会を見据えたイノベーションの創出を目指すとしている。
また、住友林業グループは、今回の検証結果を活かし都市部や臨海エリアでの自然共生を可能にするほか、高度化したグリーンインフラを通じ社会課題の解決に取り組んでいくという。将来的には、木造建築物と豊かな緑による環境木化都市を実現させ、脱炭素社会の実現に貢献するとしている。