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「三位一体の経営」の実践者

シニフィアン小林氏と語る、IPO前後の「三位一体の経営」──資本市場への説明能力が成長の鍵となる理由

ゲスト:シニフィアン株式会社 共同代表 小林 賢治氏

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上場のためのチェックリストではない「コーポレートガバナンス」の本来の意味

小林:私はよく「継続的に成長するためにはリスクテイクしつづける必要があり、そのための仕組みを備えるべきだ」と言っています。ですが、多くのスタートアップがコーポレートガバナンスに注目するのは上場のときですよね。「上場のために監査役を置かなきゃいけない」とか「内部統制を整えなきゃいけない」といったように、あたかもチェックリストのように多くのことを言い渡されます。

 みんな、本来のコーポレートガバナンスの目的がわからないから、すごくモヤモヤしたまま、一問一答的な対応をしてしまうケースがまま見られます。「資本市場との対話がなぜ必要ですか?」と聞くと、「必要だとコーポレートガバナンスコードに書いてあるから…」と。

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やつづかえり(ヤツヅカエリ)

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