同社は今後、省庁連携「無人建設革新技術開発推進協議会」の体制の下、個別の技術研究開発の一つとして活動を進め、建設事業の高度化と、月面など宇宙開発における建設活動に資する研究開発に貢献していくという。
本技術研究開発では、将来の月面建設機械における基盤技術である、デジタルツイン技術の構築可能性を検証するフィージビリティスタディ(実現可能性検証)を実施。具体的には、サイバー空間上に油圧ショベルを作成・動作させ、地球上の実機との挙動と比較することにより、シミュレーターの精度を検証するとしている。また、サイバー空間を月面環境に設定し、シミュレーター上の車体挙動を確認することにより、月面建設機械の課題を抽出するという。