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企業成長の鍵となる“共感範囲”のダンバー数──利他がネットワークの求心力となる理由とは?

【山極壽一氏×入山章栄氏×佐宗邦威氏 】特別鼎談・後編

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共感で人はどこまでつながれるか。組織が150人単位である理由

入山 章栄
早稲田大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授 入山 章栄氏

山極:1970年代から「自己実現」「自己責任」とずっと言われつづけているので、今の若い人はそういうものかなと思っているかもしれませんが、日本社会だってもともとは助け合いで成り立っていた。助け合いはしがらみにつながり、嫌な思いをする人が多かったから、「自己実現」「自己責任」が叫ばれ、それはいい方向に向かった面があったとは思います。でも、今はみんなが孤独になってしまって、助け合いを忘れてしまったんですよね。

 今は、自助、自立できない人がたくさん出てきています。自助だけでは無理です。だったら共助をしなければなりません。日本の昔からの知恵には「結」など、共助の仕組みがいろいろある。もちろん過去のネガティブなしがらみを復活させても仕方がありませんから、うまくデザインし直して共助の仕組みを発展させなければいけません。

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フェリックス清香(フェリックスサヤカ)

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