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企業成長の鍵となる“共感範囲”のダンバー数──利他がネットワークの求心力となる理由とは?

【山極壽一氏×入山章栄氏×佐宗邦威氏 】特別鼎談・後編

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企業成長の鍵となる、共感を軸としたネットワーク型組織

入山:私が組織のカタチとして興味を持っているのは、過激派組織「イスラム国」(IS)などのゲリラ組織です。ああいったコミュニティは共感性の塊だと思いますが、一方で全くスケールしない。いつも小さな規模で、でも世界中でアクティブ。やっている内容は当然悪いことなのですが活動を継続しています。それはやはり共感性の範囲が150人ぐらいだから、力強く活動はできるけれど、広がらないのでしょう。一方で、キリスト教の世界は教会ごとに教区を設け、一人の神父のもとに150名ぐらいが集まっている。また神父同士は教会でつながっている。そういうつながり方をしているということですね。

山極:おっしゃる通りです。また、共感力を高めるのに一番手っ取り早い方法は敵を作り出すことです。だから外部性がなくなったら共感が働かない。それが共感の持つネガティブな側面ですね。

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フェリックス清香(フェリックスサヤカ)

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