ソフトバンクと産業技術総合研究所(以下、産総研)は、「未来コア・デジタル技術共創ラボ」を12月16日に開始した。
同ラボでは、デジタル技術やスマートシティなどの、次世代デジタルインフラの構築に寄与する研究開発および社会実装を進めていくとしている。また、データ連携を行う社会基盤を構築するため、関連する企業や他の研究機関などと連携することも視野に入れているという。
具体的には、現実空間と仮想空間を融合する基盤の構築に向け、共同研究を実施する「未来コア・デジタル技術連携研究室」を同ラボ内に設置。初期の研究テーマとして、3次元空間および空間内での人の移動などを時間的・空間的に把握できる、情報基盤(時空間情報基盤)の構築に着手するとしている。
また、積極的に人材交流をしながら共同研究を行うことで、デジタルインフラを担う人材の創出にも取り組む予定だという。