Zebras and Company（ゼブラアンドカンパニー：以下、Z&C）は2月4日、社会的インパクトと経済性両立を目指す「ゼブラ企業」が集まる、ゼブラ企業カンファレンス「ZEBRAHOOD」を開催する。

　ゼブラ企業とは、ユニコーン企業への行き過ぎた期待や過剰な資源の偏りへのリアクションとして、2016年に米国西海岸で生まれた概念。Z&Cは、ゼブラ企業を「社会課題の解決と自立的経営の、長期的な視野での実現を目指す企業」と捉えており、ゼブラ的経営者や企業の特徴として以下の4点をあげている。

• 事業成長を通じてより良い社会をつくることを目的としている
• 時間、クリエイティブ、コミュニティなど、多様な力を組み合わせる必要がある
• 長期的でインクルーシブな経営姿勢である
• ビジョンが共有され、行動と一貫している

　今回のカンファレンスは「DISTANCE」をテーマとして、「分断」ではなく“価値観の「距離」の違い”を意識しながら、「キャリア」「ビジネス」「ファイナンス」「発想方法」という4つのセッションパート、そしてゼブラ企業と学生が話し合うダイアログセッションを通じ、「ゼブラとは何か？」を考える内容となっている。

　当日は、ゼブラの概念浸透を推進する団体Zebras Uniteの創業者であるマーラ・ゼペダ（Mara Zepeda）氏や、インドや米国でインパクト投資を行っているインド人投資家のゴーヴィンド・シブクマール（Govind Shivkumar）氏。そして、大手外資コンサルファームで全社変革プログラムに取り組む佐久間 優奈氏らをはじめ、経営者・投資家・起業家・弁護士・編集者・研究家・学生など、ゼブラ的な考え方を実践する全20名が登壇するという。

「ZEBRAHOOD 2022」開催概要

• 日時：2022年2月4日（金）9:00 - 19:00
• 場所：オンライン配信
• 詳細：公式サイト
• 申し込み：チケット申し込みサイト
• 主催：ゼブラアンドカンパニー
• 共催：東京ゼブラズ・ユナイト、SHIBUYA QWS（渋谷キューズ）、明光ネットワークジャパン
• 内容：
  ・カンファレンスパート／キーノートを含むゼブラ的経営方法を話し合う6つのセッション
  ・ダイアログパート／ジャンル別で集めた代表的ゼブラ企業がその実態を語り合う4つのセッション
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